top of page

春    芽依×里桜

 

 

【あの桜の木の下で】

 

桜が満開に美しく咲き乱れる温かい春の日に、

芽依(めい)は不思議な青年、里桜(りおう)と出会う。

この桜の木の下に来ると必ず会える里桜。

いつの間にか里桜と芽依は毎日会うようになっていた。

そして、お互いの気持ちに気がついてから少し経ったあの日。

突然、終わりはやってくる……

 

 

芽依という人間の女の子と、里桜という桜の木との恋の物語です。

初めて会った日から毎日会いに来てくれる芽依と

話してみたくなった里桜は、彼女と話したいと強く願い、

桜が咲いている間だけ、人間の姿になることができるようになりました。

人と木という違い、そして生きている年月の違い。

お互いのことが好きなのに、叶うことのできない恋愛…。

それでも好きだという気持ちに嘘をつかない。

そんな純粋な恋愛を意識してみました。

 

出会ってから始まりでもある別れをして、

そして芽依が里桜に会いに行くシーンまでの空白の60年間。

2人の間に何があったのかはみなさんのご想像にお任せします。

さらに、最後はおばあさんになった芽依が里桜に会いにいくのですが、

この物語の結末は少なくとも2種類の捉え方ができるんです。

解釈はみなさんそれぞれのもの。

2人の結末を見守ってください。

 

【この桜の木の下で】

「あの桜の木の下で」の里桜目線で書いてある作品です。

ドッキングさせてあるので、ぜひ聴き比べてみてください。

※「あの桜の木の下で」を聴いてから、

  「この桜の木の下で」をお聴きください。

 

 

【春のテーマ】

春の象徴=桜

春=出会いと別れの季節
切ない恋愛=存在が違う、生きる年数も違うもの同士の恋愛

これらを軸にこの物語を制作しました。

 

 

  

Mei   Riou

芽依 役:沢村 りお   里桜 役:三角

cast

bottom of page